正確には、「播磨 拳児、理想のシチュエーション」のこと。
フレーズとしての初出は♯202の柱コメントだが、♯095で播磨が八雲に語った恋愛観を指す用語になっている。
p7-8の播磨の台詞
例えばよ… 朝の海岸線を バイクで
かっ飛ばしてるとさ
一瞬 海から昇る朝陽が すげえ綺麗に 見える!
めちゃ 美味いモンを 喰ったとき とか
おもしれー 映画なんかを 観たとき!
そういう瞬間を いっしょに 感じたい!
お互いに そう思える 人がいる…
そういう 時間を 積み重ねて いくことが───
つきあうって コトだったり するんじゃ ねーのかな…
- 作中では、(映画や食事よりも)「景色の共有」を指していることが多い
- それも、「同じものを見て同じ感動を共有する」という段階と、「同じものを見て、また見たいと互いに思う」という段階がある
- 「同じものを見て同じ感動を共有して、また一緒に感じたいと互いに思う」という関係が、完全な理想の実現となる
- 「二人乗り」と並んで、(相手を見つめることではなく)「相手と同じ方向を見つめて進むこと」を重視するという、スクランらしい恋愛観を象徴している
裏表紙

p18・1コマ目

- つむぎと花井の、一度目の達成(ただし、つむぎの片想い)
p10・2-3コマ目

- 沢近と役舎丸が一緒に京の街を巡る(役舎丸は播磨の代理的存在)
p6・1-2コマ目

- 美琴と花井が一緒に京の街を巡る(♭31の美琴と麻生との対比)
p6

- 天満と播磨の、一度目の達成
- ただし、この時点の天満は烏丸のことが好き
- また、播磨も(景色ではなく)横にいる「天満」にみとれているので、完全な景色の共有ではない
- 「播磨 拳児、理想のシチュエーション。」というフレーズの初出
- この柱コメントによって、「同じものを見て同じ感動を共有する」というシチュエーションが播磨の理想であることが強調される
p1・4コマ目

- 天満と烏丸の、二度目の達成
- 感動を共有するだけでなく、互いに「また見たい」と感じていたことが明らかになる
- 「一緒にまた見たい」なのかどうかはまだ不明
- 八雲と播磨が一緒に一冊のジンガマを読む
- 八雲は播磨と一緒に仕事したい(こういう瞬間を積み重ねたい?)と感じている
p6・4コマ目

- ♯239の一条と対比される形で、「二人で同じ場所に立つ」というシチュエーションが強調されている
- 烏丸は「月がキレイな夜だね」と言うが、天満は景色を楽しむような気分ではなかった
- この時点の二人にとって、「景色の共有」がまだ遠いことが示唆されている
p7・5-6コマ目

- 車で旅行する夢を語る麻生に対して、美琴はレースゲームでぶっちぎり、ゲームセンターに置いていく
p7・2-4コマ目

- つむぎにとって花井との、二度目のチャンスだった
- 互いに「また見たい」と感じていたことが明らかになるが、つむぎは花井への想いが強すぎるため(景色ではなく花井を見つめすぎたため)、このチャンスをフイにしてしまう
p1・4コマ目

- 「一人しか立てない場所」で景色を見る、というのは「景色の共有」から遠ざかってしまっていることを暗示している
p6・4コマ目

- コミュニケーションが成り立たない状態で、強引に今鳥と景色を共有しようとする一条
p8・1-4コマ目

- 天満との「景色の共有」を拒む播磨
- また、この回では烏丸と天満が離れた場所で同時に同じ月を見ている
p8・1コマ目

p9・3-5コマ目

- 天満との「景色の共有」を拒んだ後、一人で月を眺める播磨